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赤ちゃんへの絵本の読み聞かせ いつから?効果は?
絵本の読み聞かせ いつから始めるのがベストか
赤ちゃんへの読み聞かせを始める時期。迷いますよね?
『目が見えないのに絵本を読む必要あるのかな・・・』
私自身、読みはじめる時期は悩み、
意気込んで買った絵本ばかりが増えていきました。
ではいつから始めるのがベストなのでしょうか。
これについては、様々な意見があるようです。
主なものとしては…
赤ちゃんがおなかにいるうちから~胎教として~
早い人では、おなかの赤ちゃんの耳の機能が完成する
妊娠6~7ヶ月の頃から胎教として読み聞かせを始める人もいるそうです。
お話の内容はわからなくても、
ママの声が響くことで赤ちゃんが安心するみたいですね^^
生まれてすぐ~子守唄代わりに~
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごしていますよね。
赤ちゃんに寄り添い、絵本を読んであげるという人もいるようです。
この頃での読み聞かせは断念したのを覚えているわ
生後3ヶ月頃から~色や音に反応するように~
生後3ヶ月程度になると、赤ちゃんの視覚・聴力が発達しはじめ、
色や音を判別できるようになっていきます。
また、4カ月を過ぎると追視が出来るようになるので
このくらいの時期から読み聞かせを始めるという人も多いようです。
「必ずこの時期に」という正解があるわけではありません。
一番大事なのは、ママ自身がしっくりくる時期や赤ちゃんの様子を見極めて
決める事だと思います♪
読み聞かせの効果は?意味はあるの?
『文字の読めない赤ちゃんに絵本を読んでも意味がないのではないか?』
私が最初に悩んだ部分です。ですが本当に意味はないのでしょうか。
読み聞かせは単なる読書ではなく、コミュニケーション方法
赤ちゃんに読み聞かせをすることのメリット。
それは「絵本を読んでくれる親と赤ちゃんとのコミュニケーション」です。
絵本の読み聞かせは『何かをしながら』行う事は難しいですよね。
例えば家事をしていたとしても、”絵本を読んで”とねだられたら一度手を止めるかと思います。
スマホをいじっていたとしても、一度画面を閉じなければ読み聞かせをすることは出来ません。
すると必然的に読み聞かせをするときは『子どもたちとしっかりと向き合って接する時間』になっているはずです。
この子供たちと近い距離でしっかりと向き合ってコミュニケーションをとることで
赤ちゃんは『自分は大切にされているんだ、愛されているんだ』という
自己肯定感を養うことが出来るといわれています。
想像力を豊かにする
赤ちゃん向けの絵本は、分かりやすい絵が描かれていて、
言葉も簡潔なものが多く使われていますよね。
耳から入ってくる言葉と、目で見る絵から子供たちは頭の中で想像を膨らますことが出来ます。
アニメや動画とは違い、自分のペースで読むことができるので
絵をじ~~~~っと眺めるだけでも良し、逆戻りしてもよし、
セルフを自分で考えて、内容を変えてしまっても良いかもしれません。
この自由な楽しみ方が、子供たちの想像する力を伸ばすことに役立っているようです。
感情が豊かになる
親子のコミュニケーションを兼ねた読み聞かせは、子供たちの情緒の発達にも効果を発揮します。
読み聞かせをするパパ・ママが子供と一緒になって喜んだり悲しんだりすることで、
子どもたちは人間の色々な感情を学んでいきます。
「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「怖い」などを絵本からも読み取れるようになり、
どんどんと子供たちの感情は豊かになっていきます。
情緒が発達することは、今後社会に出た時のコミュニケーション能力を身に付けるうえで
とても大切な要素となるかと思います。
少しずつ分かるようになってきたよね
語彙力をつける・増やす
読み聞かせは語彙力をつける効果もあります。
色々な言葉に触れ、意味を理解することで、子供たちは日常の会話でも使うようになり、
次々と新たな言葉を吸収していきます。
小さいうちから読み聞かせをする習慣をつけていくと、
後々文章を理解する力をつけたい!と思った時にも役に立つかと思います。
言葉のリズムや繰り返しの面白さ等、日本語の面白さを感じる事が出来るのも
読み聞かせの効果と言えるかもしれません。
本が好きになる
小さいころから読み聞かせをすることで、文字や本に対する抵抗感が少なくなり
本の面白さ・魅力を感じるようになります。
これが、子供たちが本を読むことが大好きになる第一歩となるのではないかと思います。
れいちゃんに本が大好きになってほしかったから。
+ パパが『芦田愛菜ちゃんのようになってほしい』って思ったからなのよね
読み聞かせのコツは?
赤ちゃんが生まれるまでは絵本を声に出して読むことってなかなかないですよね。
『上手に読んであげないといけないのではないか』
『感情をこめて読むことが恥ずかしい』
と思ったことありませんか?
でも、実際は読むのが上手かなんて関係ありません。
先程もお伝えした通り、読み聞かせは赤ちゃんとのコミュニケーション方法。
大事なのは、ママやパパがリラックスして楽しそうに読んであげること。
文章を音読するだけでなく、
「このりんご、真っ赤で美味しそうだね!」
「あ!!空に虹がかかってる。きれいだね~」など、
赤ちゃんに語りかけながら進めていくと良いかもしれません。
あとは、普段会話をする時よりもゆっくりとしたペースで読んであげるのも効果的です。
0歳の赤ちゃんにおすすめ絵本
絵本を選ぶ時のポイント
0歳は言葉よりも絵をメインで描かれている絵本を選ぶのがポイントです。
特に視力が十分に発達していない時期は、赤・青・黄色・黒など
ハッキリとした色使いのもの、形も丸や三角・四角などシンプルに書かれている物が
おススメです。
0才からのドラえもんはじめてずかん どうぶつ(英語つき)】
身近な動物や動物園・水族館の動物たちを、写真やイラストで紹介。
動物たちの名前は日本語と英語の2通りで表記されています。
れいちゃんと一緒にお勉強した感じね☆

【写真】動物園の動物ページ
この絵本を読む前は、動物園へ連れて行っても
ただじ~~っと動物たちを眺めていただけでしたが、
読み始めてからは、象を見たときに「ぞぉ!」と大きな声で呼んだり
ライオンを見て「あっ!!」と声をあげてみる等
ナイスなリアクションが出てくるようになりました。
パパだったわ(笑)
この本の良いところは、本自体が厚めのコーティングされた紙で出来ていて、
れいちゃんが大胆に扱っても破れない&汚れに強いのがとても嬉しかったです。
何でも舐めたがる&投げたがる時期にも、助かりました。
【頭のいい子を育てるプチ あかちゃんごおしゃべり絵本】
赤ちゃんが早く言える言葉ランキングをもとに、
上位の言葉をイラストつきで記載。
「いないいないばぁ」や「まんま」「ないない」など普段よく使う言葉が出てくるので、
繰り返し読むことで、ことばの習得に役立っているなと感じました。



画像のように、フレーズが2回ずつ続けて出てくるので
耳から自然と頭に入ってくるのかもしれませんね。
他にもこんな本がおすすめ
赤ちゃん後おしゃべり絵本の姉妹絵本。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所の「こども語」調査データより、
「赤ちゃんが早く言える言葉ランキング」トップ500を基に
作られているようです。
ちなみに1位は「(いないいない)ばあ」 2位は「まんま」 3位は「わんわん」なんだって♪
助産師さんに「初めて読むならこれよ!」と薦められて購入しました。
赤・白・黒など原色のはっきりしとした色使いで、
れいちゃんのファースト絵本になりました。
私の住んでいる自治体では、BCGの予防接種後に
読み聞かせの大切さを簡単に説明・実際に子供に絵本を読んでくれる
サービスがありました。
そこでいただいたのが、このだるまさんシリーズの「だるまさんが」でした。
読んでいるわ。「どてっ!」や「ぷしゅ~」の部分では
れいちゃんも一緒になって声に出して読んでいるのよ♪
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの想像力・感情を豊かにし、
語彙力をつけることで、大きくなってからのコミュニケーション能力の向上に
役立つんですね。
何より一人で読む読書とは異なり、
赤ちゃんとのスキンシップになることが、
読み聞かせの最大のメリットであることが分かりました。
また、読み聞かせを楽しく続けるには
親である私たちも楽しむことが必要。
ここに載せた本はほんの一部ですし、年齢にこだわりすぎず、
パパ・ママが気に入ったもの、赤ちゃんが興味を示したものを
手に取ってみるのも良いかもしれませんね。